江戸から昭和初期の彫工石原吟八・波の伊八・髙澤改之助・弥勒寺音八・岸亦八・小沢半兵衛・剣持嘉右衛門・帝釈天の名人達や名のある数々の名工の仕事を足繁く通い足元に及ばないが、父の後藤流と融合させて自分なりの作風を模索し現代アートや仏像・絵画色々な物に目を向けて作っていきたいと思います。

社寺彫刻は仏像や立体の彫刻とは少し違い四方八方から見える物ではなく一方向から見られる事でそれを意識して遠くからも視える様緩急をつけながら俯瞰する感覚で彫ります。昔の良い物は影がハッキリしていてシャープで遠くからでも逸品だと判る。